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結局"Dolby Atmos"って何?

oneness

更新日:2023年6月16日

 山本です。

 ここ最近目にする機会が少し増えてきたような気がするのですが、"Dolby Atmos"という音楽の再生フォーマットはご存じでしょうか?

 映画館の音響や、Apple musicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスで利用できる『空間オーディオ』がこれにあたります。ワンネス市川ではCDやDVDを取り扱っていますので、ブログでこういう話を長々としても怒られないはずです。


 音楽の再生方式には多くの種類があります。普段私たちが耳にする機会が最も多いのは『ステレオ』方式です。音声データは左右それぞれ1本ずつに分かれており、左右のスピーカーから別々の音が再生されます。イメージとしてはイヤホンやヘッドホンを思い浮かべていただければ分かりやすいかと思います。聴こえてくる音の位置は左右の音量差で決まり、例えば歌が中央から聴こえるのは左右で全く同じ音量で再生されているからです。この再生音量の比率を楽器ごとにL60:R40やL20:R80のように変えることで音の位置をコントロールすることができます。たまに目にする"2.1ch"という表記は、左右2chに重低音の再生だけに特化したサブウーファーを加えたものです。(ちなみにワンネス市川では事業所内で常に有線で音楽が流れているのですが、店舗側とアンプを共有してステレオの音声を片chずつ出しているため、普段聴くことのない変なミックスバランスになっているので面白いです)

 『サラウンド』という言葉も一度は聞いたことがあるかと思います。ステレオよりも多くのスピーカーを用意した方式で、おそらく"5.1ch"が最もメジャーです。ステレオ音声のスピーカー配置は左右前方に1つずつですが、5.1chサラウンドはそれに加え左右後方にも1つずつ、そして前方中央にも1つ配置されます。もっとスピーカーを増やした7.1chという規格もあります。

 そしてDolby Atmosとは、前後左右のほかにさらに上方向にもスピーカーを追加した方式です。これによって360度全方向を音に囲まれた状態になり、これによって映画の音響などで高い没入感を表現することができるというわけです。他にも、例えばAirPods Proなどの対応機種を用いてApple MusicのDolby Atmosで作成された音楽を再生すると、自分の頭の向きに合わせて音の聴こえ方が変わるという新しい音楽の聴き方をすることができます。他にも説明の難しい違いがいくつかあるのですが、ここでは省略します……

 映画の音響にはIMAXという規格もありますが、これは映像や音響など映画の要素を包括的に含んでいるものであり、一方でDolbyは音響だけに特化した規格です。ネットの情報では「音楽を扱う映画は絶対にこっち!」という意見が多く見られましたし、『ボヘミアン・ラプソディ』をDolby Cinemaで鑑賞したときの感動が忘れられないので個人的にもこっちをお勧めしたいです。

 映画を観に行かれる際は、上映の方式もちょっとだけ気にしてみてください。映画の新たな楽しみ方が見つかるかもしれません。

 
 

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